HOME MusicDisc Review今泉光(phonon)『100年カレンダー』

今泉光(phonon)『100年カレンダー』

新たな魅力を吹き込まれた3篇の物語

3ピース・ロックバンドphononのギターヴォーカル今泉光が、自身初となる弾き語りシングル『100年カレンダー』をリリースした。今作は、phononが2013年にリリースした3rdシングル『螢火』の収録曲を弾き語りにリアレンジしたもので、哀愁のあるアコースティックギターのサウンドが、バンドとは一味違う雰囲気で今泉の歌詞の世界観を引き立てている。そして、歌声がぐっと強まる瞬間やふわっと和らぐ瞬間など、歌い手の繊細な表現を感じられる作品だ。

表題曲「100年カレンダー」は、もし自分の命日が記されたカレンダーがあったとしたらーーという世界観の中で、今泉の生まれた1991年から100年後の2091年に思いを馳せ歌われた楽曲。〈一度しかない事、怖くて〉、でも〈生きていたいと涙が出て〉。生きることで生じる葛藤と、その中から溢れ出る光のような生命力を、翳りのある言葉と語りかけるような柔らかい言葉のコントラストで描き出している。「ぼくはしってたよ」(M2)は、〈生まれる前から待ち合わせをしてた場所で待ってた〉なんて、物語のようにピュアなフレーズから、小さな恋を連想せずにはいられない。3連符系の軽やかなリズム、そしてアコースティックギターのアットホームな音色とが、曲のあたたかいイメージにマッチしている。蛍の儚さを投影させた「螢火」(M3)を含め、どれもストーリーや情景が自然と脳裏に浮かぶような曲たちばかりだ。

この夏、初めてのこの楽曲たちを聴く人はもちろん、すでに知っている人も、弾き語りならではの新しい魅力に気付けるはずだ。

 


 

ツアースケジュール

「1st弾き語りsingle『100年カレンダー』release tour」
・2017年8月20日(日) 大阪/京橋 Arc
w / 萩原大介 / たける / 新口貴也  and more…
・2017年8月22日(火) 愛知/鑪ら場
w / 田村友昌(tonetone) / 冨塚大地(BOYS END SWING GIRL) / 久世悠喜  and more…
・2017年8月30日(水) 愛知/CLUB ROCK’N’ROLL
w / 曲がる / 落合(Melancholic17) / 加藤美和子 / 小松 史佳(’wl of the art) / L.C.Tea
・2017年9月10日(日) 埼玉/Acoustic Cafe おとなり
w / 袴田京佑・安田いお奈(ケトル) / サンシ・モン / 多田羅幸宏&ジュンヤベイベー / 山田俊輔
・2017年9月12日(火) 東京/新宿SAMURAI
w / 牛島亮輔(クロマチックラン)  and more…

 

その他ライヴスケジュール

「MOJ×クラッキ presents『Bad impression』」
・2017年9月6日(水) 愛知/伏見JAMMIN’
w / The coridras / スマトラブラックタイガー
※弾き語り

「the irony 「フリージアの花束を」Release Tour 名古屋編」
・2017年9月27日(水) 愛知/池下CLUB UPSET
w / the irony / PRIMAL CURVE / ab initio  and more…
※phonon

 

詳しくはオフィシャルサイトまで

チケットぴあ 中部・北陸

Official Site

http://phonon-web.jp

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