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fish(東海アーティストレコメンド 2017)

初期衝動よ、永遠であれ

名古屋を中心に活動する5人組インディーロックバンドfish。たまらなく青くて不器用な彼らの音楽は、「何組の誰々が可愛い」とか、「ジャンケン負けたやつが焼きそばパンおごりな」とか、そんな他愛もない男子高校生の日常会話を盗み聞きしているような気分にさせてくれる。上手いと絶賛されるような歌や演奏とは言い難いかもしれないが、聴く人を惹きつける何かを持つ。

昨年2月にリリースされた3曲入りシングル『アクションイズゴーep』にも、メロディックでどこか懐かしい楽曲が並んでいる。痛快なイントロからはじまる「マザーファッカー」。kwaji(ヴォーカル)のあえて格好つけない歌声、nuno(ドラム)が紡ぐ<夏休み 君と遊ばなくてよかった><夏休み のこと全部燃やしてしまいたい>というつぶやきのような言葉、ギラギラとも湿っぽいとも異なるリアルな温度感に、誰しも思い出の中の青い部分がくすぐられるはず。

彼らの音源は、まだライヴ会場や一部のレコードショップ等、限られた場所でしか手に入れることのできないが、楽曲の多くはSound Cloudにて視聴可能だ。ありのままをおさめたライヴ音源も数多くアップロードされている。生で体感することが一番なのは百も承知だが、まずはお手軽なところで再生ボタンを押してみてほしい。

fish

2014年、kwaji(ヴォーカル)、ryuho(ギター)、TKP(ギター)、aoi(ベース)、nuno(ドラム)の5人によって大学のサークル内で結成されたインディーロックバンド。疾走感あふれる粗削りなサウンドと、他愛もない男子高校生の会話が漏れ聞こえてきたような世界観が魅力。これまで、『アクションイズゴーep』、東京のmerimeriyeah、札幌のnessieとの3都市間スプリット『とおくのともだち』などをリリース。名古屋のFILE-UNDER、ネット販売を中心としたHOLIDAY! RECORDSなど、こだわりのレコードショップで推され、じわじわとファンを増やしている。

Official Site

http://dontfish.blogspot.jp/

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