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空白の夜『燈』

終わりの先に見えたもの

繊細に紡がれた文学的な歌詞、力強くも透明感のある歌声、静と動を併せ持ったバンドサウンド、それらが合わさり、聴く者の心にグッと入り込んでくる。それが三重県発エモ・ポストロックバンド、空白の夜だ。

M1「Abendrot」は、ある老人が長かった人生を締め括ろうと決意する物語。 彼が今まで見送ってきた命や風景、最期の想いが美しいメロディに乗って走馬灯のように押し寄せてくる。誰にでもその時は訪れ、永遠はない。だからこそ命は尊く美しいと実感させられる一曲だ。M2「エイムズの部屋」、M3「深海」に続き、ラストを飾るのは、彼らの特徴であるエモさ全開のM4「eureka」。〈貴方が終わりを見ているのを知ってしまった 救われないなら壊して〉という歌詞には一見後ろ向きな印象を受けるが、それだけではない。「eureka」とは、何かを見つけた時の喜びを意味するギリシャ語だという。そう、終わりの先にはきっと光が見えているはず。彼らの音楽には、明と暗、生と死、希望と絶望、そういった相反するものが美しく共存しているのだ。

来年2月には、2nd e.p.の発売とそれを記念したレコ発ライブが開催される。2月18日はぜひとも予定を“空白”にして、四日市CLUB CHAOSに集まってほしい。

 


 

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ライヴスケジュール

「QUESTION presents「myself mystanse」vol.10 〜Bray me”FINE LATER” release tour2016〜」
・2016年11月19日(日) 三重/伊勢QUESTION
w / Bray me / THE KEETINGS / GOOD MORNING SUNSHINE / 三上隼 / Tree of Life / elfe’s Ark

「Despair=Hope Vol.1」
・2016年12月18日(日) 三重/四日市CLUB CHAOS
w / Every Day Of Despair / MORE / mishmash / GLAD COLOR / Reminy(O.A) / DJ IMA-CHAN

「朝が来る前に #2」
・2017年2月18日(土) 三重/四日市CLUB CHAOS

詳しくはオフィシャルサイトまで

チケットぴあ 中部・北陸

 

Official Site

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