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鳴ル銅鑼『文明開化』

新たなフェーズへの扉を開く

鳴ル銅鑼から連想されるのは、妖艶。誰もがこの言葉を思い浮かぶに違いない。三輪和也(ヴォーカル/ギター)の歌声は色気があって、男性の持つ色気の一面もあれば、女性の持つ色気の一面もあるように思える。ミステリアスさもあり、艶っぽさもある。かと思えば、ワイルドさも覗かせドキッとさせる。柔軟な色気を纏った歌声で、歌謡曲を彷彿とさせるメロディが紡がれると、聴き手を虜にさせてしまう。三輪が持つ独特な声、その魅力を存分に引き立てるグルーヴのあるバンドサウンド。それらが彼らの世界観を確固たるものにしている。

そんな“鳴ル銅鑼節”に溢れた曲を中心に、『文明開化』はこれまでと違う新鮮な曲が収録されており、新たなフェーズへと突入した彼らを感じる。驚かされたのは、今やロックバンドでは鉄板ともいえる、4つ打ちで疾走感のあるM1「独立宣言」。開放的な曲調、終始漂う透明感。鳴ル銅鑼のカラーとは真逆な位置にあるこの曲を最初に持ってきたということは、彼らに何かしらの変化があったのだろう。またM6「夢の痕」では壮大なバラードを描き、気持ちを込めながらも、絶妙な引き算をした抑揚ができている。ライブでどのように昇華されていくのかが楽しみなる曲ばかり。彼らの次なるフェーズを早く体験したい。

 


 

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ツアースケジュール(※終了分は割愛)

「東名阪ワンマンツアー『文明開化』」
・2016年11月13日(日)東京都 渋谷club乙-kinoto-
・2016年11月20日(日)愛知県 CLUB ROCK’N’ROLL
・2016年11月27日(日)大阪府 LIVE HOUSE Pangea

詳しくはオフィシャルサイトまで

チケットぴあ 中部・北陸

 

Official Site

http://www.narudora.jp/

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